デイトレードは1日のうちに売買を完結させる取引手法で、ポジションの保有時間が短いためリスクを抑えられるというメリットがあります。
しかし、その分利益も少なくなってしまうため勝率を上げてえ着実に利益を積み重ねなければなりません。
デイトレードを行っていると1日に何pips取れば良いのかという計算をすることが良くあります。
しかし、そのpips数は人によって大きく異なるため一概には言えません。デイトレードという手法ではあっても、個人によって詳細な取引手法は異なり得られる利益額には幅があるからです。さらに、同じpips数でも投資できる資金量によって利益額が増減します。
しかし、一つの目安としてトレーダーとして生活していくために必要な金額を目標とすることで1日の必要pips数を割り出すことが可能です。
1日1万円ずつ稼いでいけば1ヶ月で20万円になり、若手会社員の給与に近い金額になります。そのために必要なpips数は1万通貨で取引を行うとすれば100pipsになります。
しかし、実際に毎日100pips取るのは非常に困難なので、5万通貨で20pipsもしくは10万通貨で10pipsという数字が現実的に可能な数字です。
FXデイトレ、トレードのコツ
デイトレードは元々株式投資で発展した取引手法ですが、市場における価格の変動が激しいFXでデイトレードを行う場合ならではのコツがあります。
コツをつかめば初心者でも比較的短期間で利益を出せるようになります。
まず挙げられるのは、自分の感覚ではなく一定の基準に基づいて売買するタイミングを決めるということです。チャートを見ていて上がる気配があるという感覚で注文を出すと失敗します。
テクニカル指標や過去の価格を参考にして、一定の基準を満たしたら注文を出すようにするとその経験が蓄積され精度が上がっていきます。
また、損失が出ているポジションはすぐに損切りすることも大切です。損が出ているといつか反転するという期待のみでポジションを持ち続けてしまいがちですが、それは資金を拘束してしまうだけでなくさらなる損失を呼び込んでしまう悪い考えです。
損失が出ているポジションがあったらすぐに損切りをして、その資金で新たなポジションを持つことが大切です。
デイトレードは取引数を増やさなければ十分な金額の利益を出せないので、損をすることもあると割り切って損切りをすることが大切なのです。