デイトレ取引は「損切り」の勇気が肝

FXのデイトレードは短時間で取引を完結する、トレード手法です。

利益を出していくためには、チャートをよく見てどのあたりで自分のポジションを持つのか、それは買いポジなのか売りポジなのかしっかりと自分の信念に基づいて、トレードを行わなければなりません

長期のFXの取引になると、トレンドも大切になってきますが、短時間のデイトレードになると、チャートを見ながらの取引が主流になってきます。上がったものは下がる、下がったものは上がるといったスタンスを持って、大きく下がった時に買いポジを、大きく上がった時に売りポジを持つようにしてください。

相場全体の流れを見つけることも、大切です。たとえば円ドル相場にすると今日は円高傾向、あるいは円安傾向と全体の相場をつかむことも大変に重要です。
そしてもっとも重要なことは、自分で何pips上がったら利益の確定を行い何pips下がったら損切りを行うといった、明確な目標を持つことです。

いつまでもだらだらともう少し上がるんじゃないかとか、損をしている場合は相場が回復して赤字が少なくなるんじゃないかと、長時間持ち続けていては、相場がその逆に動くことが大半です。

FXデイトレ、トレードのポイント

FXのデイトレを行っているトレーダーにとって重要なことは、正確な情報を持つことです。

思わぬことで相場は急激な動きをすることがあります。各国の政府が発表する各種の統計でも動きますし、思いもよらぬ要人の発言で相場が乱高下することもあります。世界情勢でも大きく動きます。
このように各種の統計や世界情勢など正確な情報をつかむことも、トレーダーにとっては必要になってきます。

デイトレードと言っても、1日に何回もエントリーができるといったわけではありません。
確実に利益が見込めるところでエントリーしていかなくてはなりません。

1日に何回も何回もエントリーしているならば、最初は利益が出ていても回を重ねてエントリーするうちに、その利益も吹っ飛んでしまったということにもなりかねません。
1日のうちにエントリーできる場所は限られています。1分足、5分足、30分足などのチャートをしっかりと見極めて、エントリーするようにしましょう

利益が出れば欲を出さずに利益確定を、損をしていれば自分が決めている何pips 下がったら損切りするという決まりに従い、しっかりと損切りを忠実に行ってください。